【PR】 本記事は、eSIM-san(運営:株式会社グランシー)様よりアメリカ用eSIMを無償でご提供いただき、実際に使用した体験をもとに執筆しています。記事内にはアフィリエイトリンクを含みます。感想は良い点・気になった点ともに、筆者が使って感じたままを書いています。
はじめに
子どもがアメリカのボーディングスクールや大学に進学すると、親が現地を訪れる機会が何度かあります。入寮、保護者会(Parents' Weekend)、卒業式。そのたびに地味に悩むのが「現地でのスマホの通信をどうするか」です。
空港からホテルまでの移動、Uberの手配、子どもとの待ち合わせ。アメリカは日本以上にスマホが使えないと身動きが取れない場面が多く、わが家もこれまで、キャリアの海外ローミングやレンタルWi-Fiでその都度しのいできました。
今回、ノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)に通う三男が所属するフラタニティ(Fraternity)主催のParents' Weekendに参加するため、10月22日〜27日にアメリカへ渡航しました。その際に、eSIM-san(イーシムさん)のアメリカ用eSIMを使ってみました。その体験をもとに、設定の流れや実際の使い心地、そして「留学生本人の通信手段としてはどうなのか」まで、親の目線でまとめます。
この記事でわかること
- eSIM-sanがどんなサービスか
- 渡航前〜到着後の設定の流れ
- アメリカで実際に使ってみた感想(良かった点・気になった点)
- 親の短期渡航と、子どもの長期留学での使い分け
eSIM-san(イーシムさん)とは

eSIM-sanは、東京の株式会社グランシーが運営する海外旅行向けのeSIMサービスです。スマホに内蔵されたeSIMに通信プランを書き込んで使う仕組みなので、SIMカードの差し替えも、Wi-Fiルーターの受け取り・返却も必要ありません。
主な特徴は次のとおりです(2026年10月時点・公式サイトより)。
- 日本の会社が運営:購入からサポートまで日本語で完結
- LINEで相談できる:AIによる一次対応は24時間365日、担当者の対応は平日10:00〜19:00(土日祝も時間はかかるが対応あり)
- アプリ不要:購入後にメールで届くQRコードを読み込むだけ
- 対応エリアが広い:世界200以上の国と地域に対応
- 支払い方法が豊富:クレジットカードのほか、コンビニ決済にも対応
アメリカ向けプランは、1日あたりの容量で選ぶ「デイパス」(500MB/1GB/2GB)、「無制限」、7日間・10日間・30日間などでまとめて容量を買う「期間容量」の3タイプがあり、最安は500MB×1日で260円からとなっています。
今回使ったプランと渡航の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 渡航先 | ノースカロライナ州(チャペルヒル) |
| 期間 | 2026年10月22日(日本出発)〜27日(日本到着) |
| プラン | アメリカ eSIM(6日間・データ容量10GB) |
| 使用端末 | iPhone 15 Plus |
| 主な使い道 | 地図、LINE通話、メール |
※今回はサンプルとしてご提供いただいたプランです。一般向けのアメリカeSIMには、1日500MB〜2GBのデイパス、無制限プラン、7日間・10日間・30日間などの期間容量プランがあり、日数と容量を組み合わせて選べます(2026年10月時点)。
設定の流れ(渡航前・到着後)
設定は「日本でやっておくこと」と「現地に着いてからやること」の2段階に分かれます。
渡航前にやったこと
- 端末の確認:eSIM対応かつSIMロック解除済みの端末が必要です。iPhoneはXS・XR以降が対象です。
- プランの購入:公式サイトで国・日数・容量を選んで購入します。
- QRコードの受け取り:購入後、登録したメールアドレスにQRコードとマニュアルが届きます。
- eSIMプロファイルの追加:QRコードを読み込んで、スマホにeSIMを追加します。
QRコードはスマホ自身では読み取れないので、PCなど別の画面に表示するか印刷しておく必要があります。また、プロファイルの追加にはWi-Fiなどの通信環境が必要なので、出発前に自宅で済ませておくのが安心です。
実際にやってみると、設定はスムーズに終わりました。ひとつだけ気になったのは、マニュアルに載っているスマホ画面の画像が少しぼやけていて、文字が読み取りにくかったことです。とはいえ手順そのものはシンプルなので、迷うことはありませんでした。
現地に着いてからやったこと

到着後は、モバイルデータ通信の回線をeSIM-sanに切り替え、データローミングをオンにします(機種によってはAPN設定も必要です。マニュアルに手順が載っています)。
わたしが切り替えたのは、乗り継ぎで最初にアメリカに降り立ったアトランタの空港です。iPhoneの「設定」から「モバイル通信」を開けば、どこを触ればいいかはなんとなくわかるので、マニュアルを見るまでもなく、直感どおりに操作するだけで切り替えられました。
実際に使ってみた感想
つながり具合
つながり具合は、まったく問題ありませんでした。アトランタの空港で切り替えてから、チャペルヒルに滞在して帰国するまで、地図・LINE通話・メールといったわたしの使い方であれば、旅行中はずっとストレスなく使えました。
良かった点
1. 空港を出る前から使えた アメリカの空港にはたいてい無料Wi-Fiがあります。ただ、建物から一歩外に出たとたんにつながらなくなるので、そのときの心細さは想像以上です。空港のWi-Fiが使えるうちに到着後の設定まで済ませておけば、外に出てからも慌てずに済みます。
2. 受け取り・返却の手間がない レンタルWi-Fiのように空港カウンターに寄る必要も、帰国時に返却する必要もありません。荷物とバッテリーの心配がひとつ減るのは、想像以上に気が楽でした。
3. 日本の番号はそのまま 日本のSIMを残したままeSIMでデータ通信をするので、日本からのSMS(銀行の認証コードなど)も受け取れます。わたし自身は、高額な料金がかかるのが心配で、旅行中は日本の回線をオフにしていたため試していません。ただ、iPhoneなら日本の回線をオンにしたまま「モバイルデータ通信」だけをeSIMに割り当て、日本の回線のデータローミングをオフにしておけば、日本の回線でデータ通信が発生することはありません。SMSの受信は多くのキャリアで無料ですが、電話の着信や発信には料金がかかります。条件は契約先によって違うので、出発前に確認しておくと安心です。
4. 料金がわかりやすい 日数と容量を最初に決めて買い切る形なので、ローミングのように帰国後の請求額に驚くことがありません。また、iPhoneの「設定」→「モバイル通信」で、どれくらいデータを使ったかを自分の画面で確認できたのも安心材料でした。容量の残りを気にしながら使うのではなく、使った量を見ながらペース配分ができます。
気になった点
1. 1日の区切り方は商品ページで確認を 日数のカウントは現地で接続した時点から始まりますが、1日の区切り方は商品によって「初回接続から24時間ごと」と「日本時間の決まった時刻」の2通りがあります。後者の場合、到着が夜になると1日目が短くなります。購入前に、商品ページの「データのリセット」と「ご利用日数の定義」を確認しておくのがおすすめです。わたしの場合は、日数を特に意識することなく使えました。
2. 一度削除したプロファイルは再インストールできない 設定をやり直そうとして削除すると、同じeSIMは使えなくなります。機種変更での引き継ぎもできません。渡航中に端末の設定を触るときは注意が必要です。
3. 返金には条件がある 公式では、端末が非対応だった場合や現地でつながらなかった場合、渡航が中止になった場合なども、原則として返金に応じるとしています。ただし、購入から30日を過ぎた場合や、トラブルの際にサポートへ連絡せず帰国後に申し出た場合などは対象外です。つながらないときは、まず現地からLINEで相談しておくことが大切です。
なお、今回の渡航中に困ったことは特になく、LINEサポートのお世話になる場面もありませんでした。
留学生本人の通信手段としてはどう?

今回使ったアメリカ向けプランはデータ通信専用で、アメリカの電話番号は付きません。子どもが現地で長く暮らすなら、銀行口座の開設や学校・病院からの連絡などで、いずれ現地の電話番号付きの回線が必要になります。
ただ、だからといってeSIM-sanが留学生の役に立たないわけではありません。海外進学生の親としておすすめしたいのは、到着後の最初の1か月をeSIM-sanで乗り切り、その間に現地の回線を用意するという使い方です。
この使い方をすすめる理由
- 空港に着いた時点からスマホが使える:寮までの移動、家族への到着連絡、地図や配車アプリまで、到着当日から困りません。
- 現地回線の契約を急がなくて済む:入寮直後はオリエンテーションや履修登録で慌ただしく、キャリアの店舗へ行く時間を取りにくいものです。1か月あれば、学校生活に慣れてから落ち着いて契約できます。
- 間に合わなくても買い足せる:現地回線の準備が遅れても、オンラインで新しいeSIMを買えばすぐに通信を続けられます。
前もって知っておきたい注意点
- 期間の延長や容量の追加はできない:eSIM-sanには、使用中のeSIMに日数や容量を足す仕組みがありません。買い足すときは新しいeSIMを購入し、QRコードを読み込み直します。読み込みには通信環境が必要なので、期限が切れる前に、寮や大学のWi-Fiにつないだ状態で設定しておきましょう。
- プランは容量に余裕を持って選ぶ:アメリカ向けは最長40日まで日数を選べます。ただ「1GB/30日間」では1か月の生活には足りないので、1日500MB〜1GBのデイパスを30日分、または無制限プランを選ぶのが現実的です。
- 日数は現地で接続した時点から数える:QRコードを読み込んだだけでは日数のカウントは始まらないので、出発前に日本で設定まで済ませておけます。なお、購入から90日以内に利用を開始する必要があります。
- SMS認証は日本の番号で受ける:データ専用のため、現地の番号でSMSを受け取ることはできません。日本のSIMを残しておけば、日本の銀行などからの認証コードは受け取れます。
渡航後のスケジュール例
| 時期 | やること |
|---|---|
| 出発前 | eSIM-san(30日分)を購入し、日本でプロファイル設定まで済ませる |
| 到着当日 | 現地でeSIMに切り替えて通信を開始する |
| 1〜3週目 | 学校生活に慣れながら、現地キャリア(AT&T、T-Mobile、Verizonなど)の契約方法を確認して申し込む |
| 4週目 | 現地回線に切り替える。間に合わなければeSIM-sanを1週間分などで買い足す |
現地キャリアの契約に必要な書類や条件は、キャリアやプランによって異なります。学校からの案内や先輩保護者の情報もあわせて確認しておくと安心です。
ちなみにわが家の3人の息子たちは、日本の携帯だけを持って渡米し、現地に着いてから自分で家電量販店に行ってアメリカのSIMを契約してきました。ただ、これは英語で自分で契約できることが前提です。英語での契約に不安がある場合や、到着直後から確実に親と連絡を取りたい場合に、出発前にアメリカの電話番号を用意しておく方法は、別の記事でまとめています。
▶ 後悔しない持ち物リスト|ボーディングスクール留学で本当に必要だった必需品3選+α(「米国の電話番号」の項)
eSIM-sanが向いている人・向いていない人
向いている人
- 子どもの学校行事などで、数日〜1週間程度アメリカに行く保護者
- 英語でのサポート対応に不安がある人
- レンタルWi-Fiの受け取り・返却や充電が面倒な人
- 子どもの渡米当日の「つなぎ回線」を用意しておきたい人
向いていない人
- アメリカの電話番号が必要な人(留学生本人のメイン回線など)
- eSIM非対応、またはSIMロックがかかった端末を使っている人
まとめ

実際に使ってみて、親の短期のアメリカ渡航用としては十分に役目を果たしてくれました。設定も通信も、最後までつまずくことはありませんでした。あわせて、子どもが留学で渡米するときの「最初のつなぎ」としても十分に使えると感じています。
子どもの留学中、親が現地へ行く機会は思っている以上にあります。そのたびに通信手段で悩まなくて済むよう、出発前にeSIMを1つ用意しておくのはおすすめです。
ただし、留学生本人の生活回線とは役割が違います。「親の渡航・到着直後はeSIM」「現地での生活は電話番号付きの回線」と使い分けるのが、わが家の結論です。
※料金・プラン内容は2026年10月時点の公式サイトの情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。















