この9月、甥っ子がテネシー州のボーディングスクールへ入学することになりました。姉(甥っ子の母)から「入学前に何をしておけばいい?」と聞かれたのをきっかけに、3人の息子をボーディングスクール・アメリカの大学に送り出した経験をもとに、本当にやっておくべきことだけをまとめました。
AIが出すような綺麗なリストではなく、実際に「やっておけばよかった」「これは要らなかった」という生の経験を交えてお伝えします。
📋 この記事でわかること
- 学習・スキル面の準備(英語・PC・自学習慣)
- 生活自立の練習(身の回りのこと・助けを求める力)
- 持ち物の準備(詳細は保存版記事へ)
- 医療・保険の準備(出発前に日本で済ませること)
- 学費送金の事前準備(Wiseの口座開設)
- メンタル面の準備
① 学習・スキル面の準備
英語力:特に「ライティング」を鍛えておく
ボーディングスクールでは授業の多くでエッセイ(小論文)の提出が求められます。日本の英語教育とは根本的に違う「アカデミックな書き方」が必要で、これが最初の壁になる生徒が多いです。スピーキングは友達との会話で自然と伸びますが、ライティングは意識的に練習しないと伸びません。入学前の2〜3ヶ月だけでも、短いエッセイを書く練習をしておくと全然違います。
PCスキル:ブラインドタッチは最低限
課題の大半はPC(Google Docs・Word・PowerPoint等)で行います。手書きの機会はほぼゼロ。ブラインドタッチと、Google Classroomなどの基本操作は入学前に慣れておくとスムーズです。
自学自習のルーティン
ボーディングスクールのスケジュールは朝6時台から夜まで過密です。入学前から「自分で時間を決めて勉強する」習慣がある子は、最初からリズムに乗れます。毎日30分でもいいので、タイマーをセットして自習する練習をしておきましょう。
日本文化について語れるようにしておく
「日本について教えて」「アニメ好き?」は必ず聞かれます。折り紙・食文化・最近の流行など、自分の言葉で楽しく話せると友人作りのきっかけになります。逆に「何も知らない…」となると最初の会話が詰まります。
② 生活自立の練習
寮生活では親がいません。「当然」のことが実際にはできない子が意外と多い。入学前に必ず一人でできるようにしておくこと:
- 目覚まし時計で自力で起きる
- 体調が悪い時に英語で伝える(”I have a headache / stomachache” など)
- 自分のベッドを整える・クローゼットを整理する
「助けを求める」練習
日本では「一人で頑張る」美徳がありますが、アメリカでは「わからない時に聞ける」ことが高く評価されます。寮の担当者(Dorm Parent)や先生に遠慮なく相談できる子は、問題を早期に解決できます。入学前から「困ったら大人に言う」という習慣を意識しておきましょう。
③ 持ち物の準備
何を持っていくかは、別記事で詳しくまとめています。スーツケース選び・変換プラグ・Twin XL寝具・シャワーキャリー、そして「持って行ってよかったもの・いらなかったもの」の体験談まで全部まとめました。
🧳 持ち物の詳細・Amazon/楽天リンクはこちら
④ 医療・保険の準備
アメリカの医療費は日本の数十倍。歯科治療1回で数十万円かかることも。出発前に日本で済ませておける医療は全部済ませましょう。
- 歯科検診・虫歯治療(アメリカの歯科は保険対象外で超高額)
- 眼科検診・眼鏡・コンタクトの予備作成
- 常備薬の準備(市販薬は日本から持参が基本。ただし持ち込みは学校のルール確認が必須)
- 予防接種の記録をそろえる(接種証明の提出は必須。学校指定の様式があることも)
→ アメリカ留学の健康保険、実は学校が指定していた!
⑤ 学費送金の事前準備:Wiseの口座を今すぐ作る
学費・寮費の送金方法は、入学前に必ず決めておく必要があります。銀行の国際送金は手数料が高く、年間1,000万円の送金では銀行より3〜5万円安くなることも。Wise(ワイズ)は手数料最安水準で操作もシンプル。本人確認に数日かかることがあるので、入学前の今がベストタイミングです。
Wise(ワイズ)で今すぐ口座開設
手数料最安水準。無料で開設できます。
⑥ メンタル面の準備
学校のルールを事前に把握する
入学前にHandbook(生徒規則集)が送られてきます。ただ、正直なところ全部を覚えるのは大変です。
大事なのは、当たり前のことを当たり前にやることだと思っています。
- タバコ・飲酒・薬物はダメ、絶対
- カンニングもダメ
- エッセーで何かから引用したときは出典を明示する
- イジメもダメ
誠実に対応する、嘘をつかない。まずはそこをしっかり押さえておけば大きく外れません。持ち込み禁止の家電・消灯時間・スマホの扱いといった細かいことは、生活しながら覚えていけば十分です。
ホームシックは必ずくる、でも必ず乗り越えられる
どんなに逞しい子でも、最初の1〜2ヶ月は寂しくなる時期があります。
家族の写真やお気に入りのものを少し持っていくこと、定期的なビデオ通話の時間を決めておくことが効果的です。また「違いを楽しむ」マインドセット——食事・生活習慣・価値観、すべて違って当然。それを面白いと思えるかが、充実した留学生活の分かれ道です。
まとめ:出発前チェックリスト
| カテゴリ | やること | 優先度 |
|---|---|---|
| 📚 学習 | 英語ライティング練習・PCスキル確認・自習習慣づくり | ★★★ |
| 🏠 生活 | 目覚まし・体調を英語で伝える・身の回りの整頓 | ★★★ |
| 🧳 持ち物 | Twin XL寝具・変換プラグ・シャワーキャリー等(保存版記事参照) | ★★★ |
| 🏥 医療 | 歯科・眼科検診、予防接種証明(必須)、常備薬は学校ルール確認 | ★★★ |
| 💰 送金 | Wise口座開設・本人確認完了 | ★★☆ |
| 🛡️ 保険 | 学校指定保険の確認・補足保険の検討 | ★★☆ |
| 💪 メンタル | 守るべき基本の確認・ホームシック対策の準備 | ★★☆ |
9月の入学まで時間はあまりありません。特に上位4つ(学習・生活・持ち物・医療)は今すぐ始めることをおすすめします。
💬 個別のご相談はこちら
「うちの子の準備、これで大丈夫?」「テネシー州のボーディングスクールについて知りたい」
3人をアメリカに送り出した経験をもとに個別にアドバイスします。












