留学

    PCR検査

    7月初旬から始まるサマースクールに向けた準備等で忙しくしてらっしゃる方々にとって、「PCR検査」、鬼門の一つとなっていませんか?

    各国の入国制限、検疫体制は日々状況が更新されるものなので、ブログのトピックスとして取り上げるのはどうかなーとは思ったのですが、気になる方も多いかと思い、今回は敢えて取り上げさせていただくことにしました。

    我が家の子供達が日米間で出入国する前に常にチェックしているウェブサイトの紹介を中心にさせて頂きます。貼り付けたリング先に関しては時間が経ってもそんなすぐには陳腐化しないかなとは思っていますが、あくまでも執筆時点(2022年4月29日)の情報に基づいた記述となっておりますので、最終的にはご自身で最新情報をご確認くださいませ。

    我が家が常にチェックしているウェブサイト

    日本→アメリカ

    一番信頼性が高いのは、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)のウェブサイトですが、英語なのでハードル高めなのが難点。

    ということで、我が家では日本語で確認できる在日米国大使館のウェブサイトJALのウェブサイトを併用しています。

    最近ではANAのウェブサイトも充実してきているようですが、以前はJALとANAを比較すると圧倒的にJALのウェブサイトの方が分かりやすかったこともあり、我が家はJAL派です。ANA関係者の方、すみませんです。。

    アメリカ→日本

    こっちはJALのウェブサイトだけ追っかけておけば大丈夫でしょう。JALのウェブサイトから必要に応じて厚生労働省だったり外務省のウェブサイトに飛べるようリンクが張られていますので。

    リンクあり過ぎて訳分からなくなりがちですが、日本のルールがそれだけ複雑だということで、JALさんが悪いわけではないです。むしろ、これだけうまくまとめてくれてJALさんありがとう、ですw

    日本→アメリカ

    日本からアメリカに行く際に必要になるのは、「陰性証明書」「ワクチン接種証明書(但し18歳未満は免除)」「宣誓書」です。

    陰性証明書

    以下、ポイントをまとめました。

    陰性証明書

    ワクチン接種の有無にかかわらず、米国に飛行機で入国する2歳以上の全ての渡航者は、印刷または電子化されたCOVID-19ウイルス検査結果を所持する必要がある。

    検査は、旅程の最初の出発予定時刻の最大1日前までに受ける必要がある(金曜日の午後1時のフライトの場合、旅行者は前日の木曜日に受けたCOVID-19陰性の検査で搭乗可能)。

    この条件は、米国市民、居住者、乗り継ぎのある旅行者を含むすべての旅行者に適用される。

    米国の州によっては、COVID-19検査の種類や実施場所に関して、より厳しい規則を設けている場合があるので、各州に渡航される前にルールをよく確認した方が良い。但し、我が家が利用している以下3州は特別ルール等は無し。
    ・ニューハンプシャー州(ボストン)
    ・カリフォルニア州(ロサンゼルス)
    ・ワシントンDC

    陰性証明書は、アメリカ出発前の日本の空港で、航空会社に提示する。

    PCR検査、どこで受ける?

    PCR検査に対応している医療機関はネットでも検索できますが、我が家はJALのウェブサイトで紹介されている以下の2つのクリニックを利用したことあります。両方とも特に問題なくスムーズに対応してくれました。
    にしたんクリニック 来院検査15,400円
    医道五十三次クリニック 来院検査15,000円

    アメリカの条件は「旅程の最初の出発予定時刻の最大1日前までに受ける必要がある」と、時間制約がかなり厳しいので、可能であれば宅配検査ではなく来院検査をお勧めします。

    来院検査はどうしてもムリ、、という方は、空港(羽田、成田)でもPCR検査&陰性証明対応してくれるサービスがあるようです。上記2つよりもちょっとお高くなるのと、検査結果が出るまで2-4時間かかるので、フライト時間によっては厳しいかもですが、選択肢の一つにはなるかと。これらは我が家は使ったことないのでこれ以上のコメントは差し控えさせていただきますが、一応リンクだけはご紹介しておきます。
    東邦大学羽田空港第3ターミナルクリニック海外渡航者PCR検査センター 20,000円
    成田国際空港PCRセンター 23,000円

    ワクチン接種証明書(但し18歳未満は免除)

    上記の通り、18歳未満は免除ですので、ボーディングスクール入学時はご子息に関しては気にしなくても大丈夫かと。但し、Senior(高校4年生)になったときとか、親御さんは関係してくるので気を付けましょう。

    ワクチン接種証明書はスマホアプリで発行できるようになりました。2021年12月20日から公開されています。

    私も試しにスマホに登録してみましたが、マイナンバーカードを読み取ったらすぐに利用できました。デジタル庁、頑張ってくれていますw

    宣誓書

    CDCが要請する宣誓書にサインが必要になります。これは、アメリカ出発前の日本の空港で、航空会社に提出します。

    我が家ではまだ使ったことないですが、JALから「VeriFLY」という新型コロナウイルス感染症関連デジタル証明書アプリが公開されています。

    検査結果(陰性証明書)やワクチン接種証明書、宣誓書など各国の定める入国検疫書類が、入国条件に合致しているか事前に判定できるスマホアプリとのこと。

    「検査証明書(陰性証明書)やワクチン接種証明書など、各国が入国条件として定める入国検疫書類は、到着後、政府機関などから提示を求められる場合があります。いつでも提示できるようにご用意ください。」との注意書き付きではありますが、便利だとは思うのでご興味ある方は是非どうぞ。

    アメリカ到着後

    アメリカに到着後、空港で実施するPCR検査はなく、コロナ以前と同様の手続きで入国となります。

    入国後の強制隔離および自主隔離の措置はありません。そのため、到着日から自由行動が可能です。公共交通機関の利用に制限もありません。

    また、到着後3~5日以内にコロナ検査を受けることが推奨されていますが、実施義務や報告義務はありません。

    アプリのインストールや、デジタル申告、行動報告もないため、コロナ以前と同様にアメリカ国内を移動することが可能です(ロサンゼルス市のみ例外としてデジタル申告が必要になります)。

    飛行機、空港、その他の公共交通機関の屋内エリアにおいてマスク着用義務がありますが、いつもマスクしている日本人は特に問題ないでしょう。

    アメリカ→日本

    我が家的には一番やっかいなのがコレw

    我が家は何度も食らってます(涙)。羽田空港で4時間待った後同乗者に感染者がいることが発覚し隔離先ホテルにそのまま移送されたり、書類不備により成田空港で8時間待たされたり。。。

    その後、日本国政府の水際対策にも相当のノウハウが蓄積されてきたのと、コロナ自体も一時程の緊迫感ではなくなったことから、以前ほどには食らうことも無いかとは感じてはいますが、それでも多少のトラブルは覚悟しておいた方が精神衛生上良ろしいかと思いますw

    最初の方で書いた通り、日本の入国ルールは複雑で、基本はJALのウェブサイトで最新情報をご確認いただくのがベストだと思いますが、以下では我が家が経験してきたポイントをかいつまんでご紹介させていただければと思います。

    陰性証明書

    海外から日本へ帰国・入国する場合、滞在国・地域に関係なく、また、国籍問わず、すべての方が、出国前72時間以内に検査を受けた新型コロナウイルス陰性の検査証明書の提出が必要となります。

    アメリカではPCR検査自体は日本でいうとマツモトキヨシとかスギ薬局みたいな街のドラッグストアでも、ニューヨークとかの大都市だと道端の屋台みたいなところでも出来ちゃうようですが、日本国政府指定の「検査証明書」はややこしいので、検査証明書には基本対応してくれないと思っておいた方がよいです。

    逆に、どのクリニックが対応してくれるかは、もう街によって異なるので、自分で確認するしかありません。日本人の先輩がいる学校でしたら先輩に聞けば済むでしょうが、いない場合は学校の保健室の先生に相談したりして何とかするしかありません。頑張りましょう。

    因みに、検査証明書が今のフォーマットになる前の話ですが、当時のフォーマットに記載の無い検査方法で検査し、クリニックの先生が手書きしたものを提出しようとしたら、「なんじゃこれ?」となり、アメリカのクリニックの先生に直接電話し「実質的にはフォーマットに記載のある検査方法と同じだからオッケーにしてあげて」の言質を取れてようやく入国を許された、なんてことがありました。その間成田空港での待ち時間は8時間。。駐車場代返して、です。。

    ワクチン接種証明書

    日本はアメリカとは異なり、陰性証明書さえあればワクチン接種証明書が無くても入国自体はさせてもらえます(アメリカも18歳未満であればワクチン接種証明書は不要ですが)。

    ただし、ワクチンを3回摂取していることが確認できる証明書を保持していると、入国後の自宅待機が求められなかったりとか行動の自由度がグンとアップするので、用意しておいた方が良いでしょう。

    宣誓書

    入国するすべての人は、検疫当局より求められる措置への遵守(自宅などでの待機、認められた場合以外での公共交通機関の不使用、位置情報の保存、保健所などから位置情報の提示を求められた場合には応ずることなど)について誓約し、誓約書の提出を求められます。

    誓約書の提出に応じない場合、検疫所長の指定する場所で(滞在した国・地域により異なります)待機することが要請されます。

    また、誓約事項に違反した場合には、検疫法条の停留の対象にし得るほか、日本人については、氏名や感染拡大の防止に資する情報が公表され得ます。

    誓約書フォームはこちらからどうぞ。

    日本到着時

    現在、日本に入国するすべての人に対して、到着空港における新型コロナウイルス検査が実施されます。検査結果が出るまで長時間空港にて待たされることもありますが、まあ気長に待ちましょう。

    無事陰性、且つワクチン3回摂取していたら、少なくとも現時点では行動制限なし、公共交通機関を利用することも可能です!

     

    今回は結構なボリュームとなってしまいました。読み辛かったらすみません。我が家の経験を踏まえて纏めてみましたが、状況は日々変化すると思いますので、改めてではありますが、最新情報はご自身でご確認くださいませ。

     

     

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