2021年6月からちょこちょこ書き始めた当ブログですが、これまで一番多く読んでいただいたタイトルがSSAT対策でした。
ということで、みなさんの関心が高いSSATについて、親目線でもうちょい深堀りしてみようかと思います。
SSATの無料模試
SSATってどんな内容?TOEFLとはどう違うの?という親御さん、結構いらっしゃるんじゃないですかね?三人の息子全員SSAT受験経験済みの我が家ですが、実は私もつい先日まではそんな感じでしたw
そんな方に是非お試しいただきたいのが、ssat.orgというウェブサイトで公開されている無料模試です!
ssat.orgへの登録
初めての方は”Create an Account” -> ”Family”からアカウント作成が必要になりますが、登録は無料ですし、登録すると参考になる情報がちょくちょくメールで届くようになりますし、なにより実際出願となった際には同サイトの共通アプリケーション経由で出願する可能性が高いことから、これを機に登録しちゃっても良いかと思います。登録画面がこんな感じ。
無料SSAT模試の内容
登録が完了したら、
1.上のリストから”SSAT Practice”タブを選択
2.ドロップダウンリストから”Practice Tests”を選択
3.”Free Practice Test”を選択
これで無料模試が受けれます。実際のテストは、SSAT対策で説明した通り、
1.Quantitative 25問 30分
2.Reading 40問 40分
3.Verbal 60問 30分
4.Quantitative 25問 30分
ですが、無料模試は
1.Quantitative 10問 10分
2.Reading 10問 10分
3.Verbal 10問 10分
です。まあ、親が試しにやってみるにはちょうど良いボリュームかと。
30分、是非集中してやってみてください!そして、以下が私の結果と反省です。。
Quantitative
取りこぼしが如何に痛いか。。。1番と5番、痛恨のケアレスミス。。ミスを防ぐにはQuizを繰り返しあらゆるパターンの問題に慣れておくしかないかと。。出題範囲はAlgebra(代数)、Computation(計算)、Geometry(幾何)、Number Sense(数感覚)、Pre-Algebra(代数初歩)、Statistics & Probability(確率統計)と幅広ですが、確率統計以外は日本の中学校の義務教育でも十分対応可能かと。
Reading
読解問題にはFiction(小説)、Humanities(人文科学)、Social Studies(社会問題)の3パターンがありますが、模試ではFictionとSocial Studiesが出てきます。TOEFLは”Humanities”と”Social Studies”中心ですし、大人が仕事で読みがちなのも”Social Studies”関連の文章なので、親目線だとこっちはとっつきやすいですが、”Fiction”はそもそも英語で小説読む機会がほぼないし、正直キツい。。。普段から英語での読書を日課にするしかないと感じました。
Verbal
鬼。一応、分野としてはAnalogies(類推)とSynonyms(同義語)の二つがありますが、どっちも難問。一応私も日々の業務で英語を使う立場にはいるのですが、見たことない単語のオンパレード。。Analogiesの方はある意味論理の問題なので何とかなる部分はありますが、Synonymsの方は単語知らんかったら全く太刀打ちできません。。勉強方法は、キツいですが「問題集、暗記、読書」の地道な3連コンボの反復演習しかないかなと。。
無料のSSATオンライン勉強ツール
ありがたいことに、ssat.orgには無料のオンライン勉強ツールも用意されています。それがこちら。
1.上のリストから”SSAT Practice”タブを選択
2.ドロップダウンリストから”Study & Quiz”を選択
弱点分野に絞って勉強することが出来ます。例題も用意されてます。自分で問題集買う前に、一通りこれをやりこんでもいいかもですね。
有料のSSAT問題集
そして、最後にご紹介するのが有料の問題集です。ssat.orgが販売しているのは本とオンラインのセットで$125です。
因みに、我が家の息子達が使っていたのはKAPLANのやつでした。
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まあ、どの問題集を使うにせよ、ReadingとVerbalはかなりの強敵であることが体感で来たのではないかと思います。
「こんなに難しいテストを受けてでもボーディングスクールに行きたい!」というご子息の希望、親としては是非叶えてあげたいですよね。親が出来ることは子供が勉強しやすい環境を整えてあげることくらいかと思いますが、できることはちゃんとしてあげましょう。
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