今回のブログでは、いよいよ本格化していく高校3年生以降の大学進学準備について、三男の高校を例にとって書きます。書くに当たっては学校からのeメールを一通り読み返したのですが、結構なボリュームがありました。学校のカレッジカウンセラーの皆様のサポートには改めて頭が下がります。
そして、書き始めてたら書きたいことがわんさか出てきたので、今回は”後半-1″とさせて頂くことにしました。。後半は数回シリーズとなります。予めご了承くださいませ💦
3年生から本格化する大学進学準備
3年生に進級する前の夏休み(8月)
新学年のスタートを意識する頃、「College Counseling Newsletter – August 2022」というeメールが届きました。これはその後卒業まで毎月届くことになるのですが、情報満載、且つ含蓄もあり、米大学進学事情に疎い私(親)にはめちゃくちゃ役に立ちました。
例えば、2022年8月号はこんな感じです(DeepL翻訳)。
キャンパスに戻る計画を立てるにあたり、夏休みの課題図書となったフランク・ブルーニの著書『Where You Go Is Not Who You’ll Be: An Antidote to the College Admissions Mania WHERE YOU GO IS NOT WHO YOULL [ Frank Bruni ]』に書かれていたことを思い返してほしい。この本の中でブルーニは「成功し、充実した人生を送るための道はたくさんあり、あなたが通うことになる大学は、良い仕事や強い影響力を持つための様々な要素の中のたった一つに過ぎない」と述べている。
エキサイティングな時期だ。もうすぐ大学進学の手続きが始まる。しかし、今は特定の大学にフォーカスするのではなく、まず自分自身、そして当校で経験してきたこと目を向けることを推奨したい。ギャラップ・パデュー・インデックスと呼ばれる研究によれば、以下の通り大きく2つ、更に細かく分けると6つの大学における経験が、大学卒業後の成功や幸福と密接な相関関係がある。そして、これらに同意する大卒者は、大学生活での満足度や個人的な成果が高い傾向にある。
- 経験的な深い学び
① 教室で学んだことを生かせるインターンシップや仕事をした。
② 課外活動や団体に非常に積極的に参加した。
③ 完成までに1学期以上かかるプロジェクトに取り組んだ。 - 情緒的サポート
④ 学ぶことに興奮させてくれた教授が少なくとも1人はいた。
⑤ 教授たちは私を一人の人間として気にかけてくれた。
⑥ 目標や夢を追い求めるよう励ましてくれた指導者がいた。
Gallup-Purdueの結果は、知人から「Wow!」と言われる大学だけを追い求めるのではなく、教員と学生のつながり、体験学習、活発な学生生活を優先する大学を探すべきことを示唆している。
この調査から学ぶべきことはたくさんある。我が校においても、メンターとしたい教員を見つけ、教室外で学問的関心を深める方法を探求し、課外活動にコミットすれば、学校生活に満足できる可能性が高くなるだろう。その満足感は、より良い人間関係、より強い影響力・・・そしておそらくより「強い」アプリケーションへとつながるだろう。
どのような大学生活を送りたいのか?この問いに対する答えは、大学よりも自分次第で大きく変わることを忘れてはならないし、それは既に始まっているのだ。
【カレッジニュース】
大学受験小論文のヒント:自分をからかう。私は本気です ワシントンポスト
昨年は悲惨だった。大学は今年をより良くできるか? クロニクル誌
テュレーン大学、アーリーディシジョンで3分の2の学生を入学させる Inside Higher Ed
入学条件は? ジョージア工科大学入学案内ブログ
今回はここまでということで。3年生に入ると情報量が一気に増えますので、ここからは進むペースが遅くなってしまうかもですが、ご容赦くださいませ。